開発が作成したゲームをリリース前の最後の砦となるべく、業務に励んでいます。
一日の流れとしては、プロジェクトの朝会に参加、外部QA会社に共有するROMの動作確認後問題なければ提出、修正されたチケットの内容確認及び割り振り、検証済みのテストケースの確認、その日に上がってきた不具合の内容確認及び開発メンバーの割り振り等を行っています。
開発中にメンバーが見つけられないようなイレギュラー不具合を見つけることや、ゲーム内表現の中で分かりずらい内容の精査、ユーザビリティ向上のための提案等の部分にやりがいや魅力を感じます。
周りからよく言われるのはコミュニケーション能力ですね。
もともと飲食店でバイトしていたことや、人と話すことが好きなので、社内でも能力が高いと思います。
この業界は自分の意見が言えず抱え込んでしまう人が多いため、仕様質問や挙動確認の際に正しい回答を引きだせないことがあります。
そのためその人を知るべく、趣味や普段のたわいのない会話などをし、信頼関係を築き、話しやすい環境を作ってから話しかける等仕事する上で意識しながら行っています。
3.入社や転職のきっかけ、決め手やその理由について
以前一緒に働いていた会社の先輩に誘われたのがきっかけです。
元居た会社では、パブリッシャーに派遣、運営タイトルで自社が担当している作品のQA統括のようなポジションをしていたのですが、話をいただいた時点で、スリーリングス側での不具合対応で問題が良く起きることから、俺が入社して意識改革や対応策を教えてやるぜ!という熱い気持ちで受けたことを覚えています。
また、1次面接は非常に緊張してスリーリングスに向かったのですが、当時の面接官が予定を忘れていたという事件があり
一気に緊張が解けたことを鮮明に覚えています(笑)
直近の目標として自動QAの礎を作成し、実際のプロジェクトへの実用化を目指しています。
CEDEC等で参考になった部分や実際に本を読み、情報を収集しています。
参考になった部分などを取りまとめ、実用に耐えられそうな案を纏められた段階で会社に提案し、自動QAに携わるプログラマを入れてもらい、検証しながら運用できればと考えています。
弊社のカラーにも関係あるのですが、会社全体が挑戦を容認する傾向にあるため、QA全体の工数削減や削減部分での提案なども鑑みて、スリーリングスでも挑戦してみようという考えに至りました。
前期は組織改革元年ということもあり、新しいチームができ、セクション問わずベテランメンバーで構成されていることもあり、携わることで行動力やいろいろな考え方を学ぶことができたと感じています。
プロジェクト業務が落ち着いたあたりから、本格的に新チームでの活動が増えました。
主な活動としてゲーム会社ならではといった活動があり、それが開発中のゲームチェック会を行いメンバー意見を集約し、プロジェクトに落としこむということを行っています。
チームメンバー全員がゲーム好きでプレイしているからこそ、色々な意見や考えが出てくるし、プロジェクト側からもそういう視点もあるのかといった発見があるので、チームメンバーに選ばれたことはすごく光栄ですし、TRだからこその取り組みだなと感じています。
みんなとにかくゲームが好きで、仲が良いですかね。
自身にこだわりがあるからこそ、仕様展開のMTG等では白熱した議論を行っているなと感じますし、市販のゲームを一緒に遊んだり、Nintendo
Directが放送される日はチャットで盛り上がるので、本当にゲームが好きなんだなと実感します。
マルチで遊べるタイトルが発売した場合は、それ用にチャットの部屋を新調しみんなで遊ぶくらいには仲がいいと思います(笑)
職場の雰囲気については、他社と比べて明るく朗らかだなとは感じました。
QAセクションもそうですが、直接担当者の席に赴き話すことが根付いている会社なので、全員が集中して作業をしているとき以外は、静かな時が少ないイメージがありますね
入社時の役職は通常のQAリーダー候補として入社しました。
入社の前日まで横浜勤務且つモバイル担当と聞かされていたため、事前に担当する予定のタイトルを触ったり、不具合情報を集めていたりしたのですが、前日に当時あった新宿オフィスへの異動を通達されました(笑)
開発終盤のコンシューマタイトルに配属されたこともあり、当時はとにかくゲームを触ることや、開発ディレクター、プランナー、プログラマーと密にコミュニケーションをとり、作品や世界観を理解するとともにユーザービリティの高い提案や不具合優先度の高いものから対応していただけるよう心がけて動いていました。
外部QAが関わる仕事となるため、検証効率を高める目的で仕様変更が入りそうな部分の情報を素早くつかみ、検証スケジュールを変更を打診する対応も行いました。
プロデューサーからお褒めの言葉をもらえたと当時の上司から話を聞き、やってきたことが報われたなと感じた瞬間でした。