背景デザイナーとして、プロップのモデリングやテクスチャ作成、ゲームエンジンへの組み込みといった一連の業務を担当していますが、それにとどまらず、プロジェクトによってはAfter
Effectsを使ったVコンテの制作や、手描きによるエフェクト作成など、セクションの垣根を越えてさまざまな業務に携われています。また、先輩がこまめにクオリティチェックをしてフィードバックを返してくれるので、モデル制作も安心して進めることができています。
まだまだ修行中の身ではありますが、幼い頃から絵を描くことが好きで続けてきたこともあり、手描き風やセルルック調のテクスチャ作成には特に力を入れています。また、興味の幅が広く、最近では動画制作にも取り組んでおり、プライベートで培った知識やスキルを、仕事の中でも積極的に活かしていきたいと考えています。
3.入社や転職のきっかけ、決め手やその理由について
もともとはデザイン専攻ではない四年制大学に通っていましたが、いざ就職活動を始めてみると、「自分がこの業界で何十年も働き続ける姿」が想像できませんでした。
一方で、自分の好きなことに対しては、誰かに言われなくても熱意を持って取り組める性格であり、どちらかといえば黙々と作業に集中するのが好きだったこともあって、「デザイナーという職であれば、モチベーションを保ちながら長く働けるのでは」と思い、一念発起して大学卒業後に専門学校へ進学しました。
Three
Ringsへの入社を決めた理由は、自分の好きなテイストの作品を手がけていたことに加え、完全受託開発であるため、自分の意見や考えがゲームづくりに反映されやすいと感じたからです。また、面接でお会いした上司の方々の優しい人柄にも惹かれ、「ここで働きたい」と強く思いました。
私だけでなく、身の回りの友人たちもゲームが大好きです。
だからこそ、そんな友人たちに「見て!このゲームの背景、私が作ったんだよ!」と自信を持って言えるようになりたいと思っています笑
弊社で携わっているのは完全受託開発の案件が多いので、プロジェクトの初期段階から参加し、ゲーム全体のルックや方向性を決めることができるのも魅力のひとつです。実際に上司も同じような経験をしていて、「すごく大変だったけど、やりがいがあったし、得るものがたくさんあった」と話してくれました。
そのためには、単にモデルを作るだけでなく、ビジュアル面全体の知識や、ゲームエンジンについての理解も欠かせないと感じています。
いつか、「これは自分の代表作です」と胸を張って言えるようなゲームを作れるよう、これからも努力を続けていきたいです。
専門学校には2年間通いましたが、それでも入社前は、知識や技術面に関して正直かなり不安がありました。
ですが、先ほども少し触れた通り、先輩がツールの使い方や制作のコツなどを丁寧に教えてくれたおかげで、その不安はすぐに解消されました。
「やる気のある人は大歓迎!」という社風もあり、自分から興味を示して手を挙げれば、意見が通りやすい環境だと感じています。
実際、入社1年目のときに面談で「このプロジェクトに関わってみたい」と伝えたところ、チャンスをいただくことができ、とても多くの学びを得ることができました。特にこの1年間で、ゲームエンジンについての理解はかなり深まったと実感しています。
主体的にゲームづくりに関わりたい方、やる気にあふれた方と一緒に働けることを、心から楽しみにしています!
6.Three Ringsからどんな評価をされる人材になりたいか?
3D背景デザイナーとして、まずはどんな背景物でもつくれるようにモデリングの技術を高めることはもちろん、背景はゲーム全体の「絵的な土台」となる重要な要素なので、ビジュアルのルック全体にも積極的に関わっていきたいと考えています。
最近ではキャラクターモデリングにも興味が湧いてきたので、趣味の一環として勉強を始めました。
将来的には、「背景でもキャラでも、モデリングのことならこの人に聞け!」と言われるような存在を目指しています。
また、クリエイティブな仕事をしている以上、「楽しんで取り組むこと」はなによりも大切だと思っています。
そのためにも、チーム全体の雰囲気が明るくなるような、ムードメーカー的な存在になれたら嬉しいです。
7.仕事終わりや、休日の過ごし方について教えて下さい。
学生時代は、授業や課題、自主制作、アルバイトなど、やるべきことが多く慌ただしい毎日を過ごしていました。
一方で社会人になってからは、勤務時間とプライベートの時間をしっかりと切り替えることができるようになり、自由な時間が増えました。
そのおかげで、休日にはこれまで後回しにしていた趣味やゲームにたっぷり時間を使えるようになりました。
仕事もプライベートも充実しており、毎日がとても楽しいです!